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ブライアン・セッツァー

忙しいっちゅ〜のに現実逃避でネットを眺めていたら、ブライアン・セッツァーの素敵な話を見つけました。

'84年にストレイキャッツ解散後、
'90年代に入ってからブライアンはレコード会社との契約がうまくいっていなかったらしいのです。

え〜、あのブライアンが! と思ったら、

レコード会社側が、時代の流れに沿った「売れ線の最新型R&R」をブライアンに要求していたわけです。

しかしブライアンは、どうやって売れ線の最新型R&Rとやらを作ればいいのか悩みます。

その時に、彼の頭の中には別のやりたい構想がありました。
それは古き良き時代のスウィングとロカビリーをミックスしたビッグバンド。

数年後、ブライアンは売れ線の最新型R&Rを要求したレコード会社を蹴って、
みなさんご存知の通り「THE BRIAN SETZER ORCHESTRA」を結成して大きな話題を呼び、
その数年後には、グラミー賞を受賞したのです。

悩みながらも自分を曲げずに夢を成し遂げたブライアン・・・カッコ良すぎます!
思わず涙ちょちょ切れる話です。ブライアン・セッツァー_e0166970_1342070.jpg





































この売れ線の最新型R&Rを要求するレコード会社と同様に、
出版社の要求する売り方が、必ずしも「売り上げと評価」につながるとは限りません。
頭を柔軟にすれば、もっともっと方法はあるはずです。
だから出版業界は衰退の一途を辿っているのですよ。
旧態依然とした考えを捨て、今こそ頭を切り替えるべきです。
「今」でははなく「将来」を見据えてビジネスするべきです。
あぐらをかいて物が売れる消費時代は終焉を迎えたのです。


「んなことブログに書いて出版社に見られたらヤバイんじゃね〜」
「及川、もう本を出せないんじゃね〜」
という声が聞こえてきそうですが、

ええ、ヤバイです。
こんなことばっか言ってるから、なかなか本が出ないんです。
夢ばっか見てるから本が出ないんです。
分かってます。
分かっているんです。

というわけでFly Wheels創刊の前に、プロジェクトの第一段として、
「誌面とWebの融合」をスタートさせます。
これまでのように誌面だけに依存するのではなく、
Fly Wheelsのコンテンツを多角的に読者やクライアントに提供するための第一段です。

ありがちな雑誌のホームページにはしませんので、お楽しみに!!!

P.S.唯一のスタッフである福永が辞めました。現在Fly Wheels編集部は僕一人のため、各方面に多大なご迷惑をお掛けしております。
by flywheels-oikawa | 2009-02-14 01:35
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